元The Beatlesのポール・マッカートニーの最新アルバム「
マッカートニー 3」を買いました。
11月に発売情報が出て、即予約

予約特典なのかスペシャルバージョンだからなのか、A4版のカレンダーも同梱。
「3」と銘打たれていることから、「1」と「2」もあるだろうと思うでしょうが、もちろん持っています。
LPレコードで。
当時はCDなかったし

この「マッカートニー」という作品、私の音楽的な部分にとってまるでルーツのような、親のようなアルバムなんです。
ビートルズが解散して(正確には解散前)、ポールはすべての曲を作詞作曲、楽器も自分で演奏して録音、プロデュースしたアルバムを作りました。
当時「元」ビートルズのポール・マッカートニーが発表したアルバムということで、かなり期待されたアルバムなんですけど、聴いてみるとまるで素人のようなアットホームな作品で、たしか酷評されたんだと思います。
でも私にはそれだけにシンプルでリラックスした、本当にやりたかった曲が散りばめられたアルバムなんだなと感動。
--------------この部分はどうでもいい------------
学生時代、私もかつてはバンドとか組んでいて、解散したあとはすべて自分でやってみたいと思っていたので、とても影響を受けたんです。
さすがにドラムセットはなかったので、レンタルスタジオを借りて録音。
録音といっても当時は大きなラジカセ(死語?)しか持ってないので、それを担いで持参。
家に帰ってドラムを再生しながら、もう一台のラジカセのマイク(内蔵)からベースやギターをピンポン録音(これも死語。。詳しくは…wikiとかであるかな??)。
すべて一発録りなので、上手く演奏できたとしても外で犬がワン!と吠えたら録り直し(ToT)みたいな連続で大変でした^^;
でもそれも面白かったかな。
その後はマルチトラックのカセットレコーダーとか発売されましたが、高価で購入は無理。
今はPCで簡単にいろいろできて、現代の若者はいいなぁと思ったり。
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アルバムジャケット内部の写真も、まるで「マッカートニー」と同じようなアットホームな写真ばかりでニヤリとしてしまいました。
ポールの前々妻のリンダさんは写真家でもあったので(乳がんで死去)撮影もリンダさんでした。
そして今回の写真は娘のメアリーさんが撮ったようで、メアリーさんも写真家なんですね📷
血は争えない。
肝心の
アルバムですが、やっぱりプライベートスタジオで録ったシンプルな作品ばかり。
今の多くのミュージシャンのアルバムと比べると物足りなさがあるかもしれませんが、私からすればこれぞ「マッカートニー」

しかもポール、78歳ですよ。。
すごいな。さすがに声の枯れはあるけど、それも味。
あと、いろいろわかるんですよね。
音色とかミキシングとか、一人でやってるとああいうところは特に気にしなくていいかなとか、なるべくすべての音を残したいなとか。
ドラムにタオルを敷いてるスナップなんてめっちゃ納得(今はあとでいろいろ加工できるんですが、こうするとドラムが締まった音になる)

今はちょっといろいろやることがあるので楽器の演奏とかできてませんが(エピフォンのギター買ったのに...)、また折を見て音楽してみようかなと思いました