近頃は花粉でやっつけられているので、先日は大人しく家でDVDを借りて観ていました

「
ディストピア パンドラの少女」
いきなり予告編が始まるので注意。
特に、夢に出てきそうなショッキングなシーンがあるので、この映画はあまりオススメできません

じゃ、なんでブログに書くんだってことですが、観ちゃったんだから仕方ない

いわゆるゾンちゃん(私はゾンビのことを昔からこう言ってます...)映画なのですが、ここでは生ける屍というのではなく、ハングリーズと総称される病気の症状として扱われています。
とはいえ、まぁ、確かにお腹を空かして人や動物の肉を食べたがってるんですが。
しかも走って追いかけてくるし。。
ゾンビ役のエキストラの人数がとても多くて、ゾンビメイクをされるのは楽しいでしょうね

ハロウィンでもゾンちゃんに仮装するのが一番人気みたいですし

エンディングはまさにパンドラの箱。
でも一番怖かったのは、エンドロールの曲かも。。

「
ミッション・ワイルド」
あの缶コーヒーのキャラでもお馴染み、トミー・リー・ジョーンズ監督・脚本・主演の西部劇。
ヒラリー・スワンクとのダブル主演かな。
…西部劇…??
ジョーンズさんが老いぼれのガンマンの役で登場するのですが、あんまし強くないみたいで、ほんとに老いぼれ感満載

あ、コメディじゃありません。
それどころかかなり過酷な世界観です。
ヒラリー・スワンクの強くて健気で、でも男からは敬遠される理不尽な縁起も涙を誘います

そして…顎が外れそうになるシーン。。(ネタバレになるので書きませんが)

なんで??
私がデリカシーがないからわからないのか、単純だからわからないのか、バカだからなのか...全部合ってるけど。
ラストは哀愁が漂います。
決して心地よくはありませんけど。
それにしても何気に豪華な出演者が多くて、これはひとえに監督でもあるジョーンズさんの人徳なのかも。
「
ワイルド・ガン」
わかりやすい。
これぞ西部劇の王道といったストーリー。
こういうの大好き

主演のキーファー・サザーランドは海外ドラマ「24」で爆発的な人気となったようですが、私は「24」は観ていないので、相変わらず「スタンド・バイ・ミー」のいじめっ子という印象だったんですけど、今回この作品を観て、いい年のとり方をしているなぁと感心。
昔のアクの強さと言うか、ギラギラした強すぎるイメージよりも、ソフトで大人の表情になっていて好印象でした。
男は奥深さが大切なんだなぁ。
お父さんのドナルド・サザーランドとの共演なのですが、もうそっくり過ぎて微笑ましいったらない

役どころでも親子なので、こういうのって演技しにくいだろうなぁと思いました。
ベテラン同士だからそうでもないのかな。
こういう勧善懲悪的な作品は敵役が強かったり悪かったりしないと成り立たないのですが、ここではマイケル・ウインコットがかっこいい役どころで印象的。
私だけかもしれませんが、なんとなく「人造人間キカイダー」に出てきたハカイダーを彷彿とさせて。
続編が出たら面白いのにと思うんですけど、エンディングを見るとそれもないかなぁとちょっぴり残念です。
あ、吹き替えはもちろん小山力也さん。ジャック・バウワーですね(観てないけど...)