2016年06月26日

心の旅路物語

何だか意味深なタイトルになってしまいましたが、先日の続きのDVDのお話。

男はつらいよ 寅次郎物語

今回の寅さんはめちゃくちゃかっこいい⤴
私、このシリーズを見て久しぶりに泣いちゃいました😖
こういうのに弱いとは、我ながら年をとったなぁと思ったり💨

男はつらいよシリーズ自体がロードムービー的な要素がありますが、今回は寅さんが振り回されるように和歌山、奈良、伊勢志摩と旅を続けます。
しかも子連れで。

途中で出会う秋吉久美子さん演じる隆子という女性との、まるで夫婦ごっこのようなふれあいも素敵でした。
心に傷のある人間同士のふれあいは、やっぱりしんみりときますねぇ。

柴又へ帰ってからの、甥っ子の満男との会話も素晴らしい✨
「人間は何のために生きるのか」という普遍的な問題も、寅さんはさらっと答えてくれます。
「生まれてきて良かったなって思うことが、何べんかあるじゃねぇか。そのときのために生きてんじゃねぇか。そのうちお前にもそういう時が来るよ、まぁ頑張れ」
そう、それでいいんですよね。
人生、ドラマチックなことなんてほとんどないし、ちょっとした幸せが生きる糧になっているような気がします。
世知辛い世の中を生きていると、人間ってこんな簡単なことも気づかないんですよね。。


男はつらいよ 寅次郎心の旅路

寅さん、ついにヨーロッパへ✈
しかも音楽の都ウィーン🎶

ロケの大半がウィーンなので、個人的にはなんの関係もないのであまり思い入れはないのですが、ドナウ川を江戸川に例える寅さんを見て、確かにどこの川もつながってるんだよなぁと思いました。

今回のマドンナも竹下景子さん。
「口笛を吹く寅次郎」、「知床慕情」も入れて、これで3度目のマドンナ。
竹下さんの出演作品は、何故か3作ともお気に入りなんです❤

また今回もキャスティングも素晴らしい‼
イッセー尾形さん、柄本明さん、淡路恵子さん、笹野高史さんとシリーズおなじみなので自然に笑わせてくれます😃

でも今回の寅さんは、失恋って感じじゃないような。
それはそれでいいんですけど💦

さて、男はつらいよシリーズも、あとはほとんど観たので(今作以降は甥っ子の満男のストーリーっぽくなっているので、今ひとつ乗り気じゃないというか)、ここに書くのはこれでラストかなぁ。

ただやっぱり寅さんの一言一言は心に響きます。
人生訓としても忘れられない映画になっているので、事あるごとに引用させていただくつもりであります♨



posted by ろーにん at 23:51| 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月22日

青い鳥旅情

DVDを借りてきました。
男はつらいよシリーズ4本!

男はつらいよ 幸せの青い鳥

マドンナに志穂美悦子さん、ゲストに長渕剛さんを迎えた異色作⁉

長渕剛さんは軽い兄ちゃんだけど、繊細な面も持ちあわせた役で様になっていました。
現在の感じより初々しくて(当たり前か)良かったです。

志穂美悦子さんは、やはりどうしてもキカイダー(最近、よく書きますね💨)に出てきたビジンダーを思い出して戸惑ってしまいます❤
髪の毛、多っt❗
旅芸人一座の座長の娘という設定で、結構複雑な役どころでしたが、自然に演じていらっしゃいました。
そしてこの映画の不思議なところは、観ているうちにいつの間にかどんな人でも役にハマってしまうところ。
ラストに近づくにつれて、志穂美さんがきれいになっていました。

長渕さんと寅さんの絡みは、最後のワンシーンだけだったかな。
それも不思議といえば不思議かも。

この作品がきっかけで、長渕剛と志穂美悦子が結婚したんですっけ??
まさに幸せの青い鳥💕

私も幸せの青い鳥を見つけたいなぁ。
青い鳥じゃなくて、背中に茶色い丸のついた白い犬は、しょっちゅうくっついてくるんだけど🐶🐶🐶



男はつらいよ 知床旅情

シリーズの中でもかなりお気に入りの作品です⤴
ロケーションの素晴らしさはもとより、キャスティングが最高✨

マドンナの竹下景子さんは、これで2度目の抜擢かな。
笑顔も影のあるシーンもお美しいですねぇ❤

でも今回の目玉は、やっぱり三船敏郎さんでしょう‼
黒澤映画のイメージがあるので、どうしても強面の印象ですが、今作ではそれがより一層味になっていました。
偏屈な頑固ジジイ😃
それでも寅さんの話だけはちゃんと聞いているんですよねぇ。
そこがちょっと可愛いというか🎵

ラストの三船さんの告白シーンは、うるうるきちゃいました😞
不器用で頑固な男の精一杯の告白。
しかも自分の言葉で、きっぱり言ってしまう(?)ところも不器用かも。

「男が女に惚れるのに、年なんかあるかい」という寅さんの言葉が印象的で素敵だ💡

続く...

posted by ろーにん at 22:34| 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月17日

「悪霊島」読了

横溝正史「悪霊島」を読みました📖

横溝シリーズはそこそこ読んでいるのですが、何故かこれはまだ読んだことなくて、先日、従兄弟から「面白い」と聞かされたので読んでみました。

文庫本で上下二巻。

前半は事件の前触れと人間関係、謎のメッセージなど、読者に静かに物語の中に引き込む展開。
中盤から一気に著者お得意の(?)猟奇的事件へと発展。
終盤はアクション映画さながらの冒険小説へと変化していきます💨

齢喜寿の作家さんが、これだけ綿密な構成でこれほどの長編小説を書けるとは、さすがというほかありません。

読んでいくうちに、著者の代表的作品、たとえば「犬神家の一族」、「獄門島」、「女王蜂」、「悪魔の手毬唄」などを髣髴とさせる場面がいくつもあり、これらの作品や映画をご存じの方はニヤリとすることも多々あるような⤴

著者も作品の出来栄えに満足されているようで、あとがきでは「これまでの作品の中でも上位に来る出来ではないか」と語っているようです。

ご興味のある方は、是非。
ただし、これもお馴染みになっているグロな描写もありますので、ご注意を😃

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posted by ろーにん at 00:05| 本・雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月16日

梅雨入り男

春の散歩1606.jpg

関東はすでに梅雨入りしていますが、梅雨の晴れ間はいつでもあることで、特に梅雨入り宣言されると途端に晴れが続くから不思議ですねぇ😵

コタローも日光消毒がてら散歩中🐶
まだ本格的な暑さではないので余裕です☕

ただし、近所の工事現場の大きな音は怖いので、まわりをキョロキョロ見回しながらの散歩。
見回したってしょうがないのになぁ。。
ビビり男💥

ヨダレと鼻水1606001.jpg

そんなビビリ男のくせに、一旦家の中に入ると内弁慶パワー全開❗
なんでもありというか、大のお気に入りの私のベッド(というか自分のものだと思っている)では、枕の上で鼻水とヨダレを垂らしながらの大爆睡。
なんてバッチイ男💢
本人は責任感ゼロ。
頭にきたのでコークスクリューパンチでもお見舞いしてやろうと思いましたが👊

上機嫌な男1606002.jpg

こんな顔されたらできませんよねぇ😃
飼い主バカの心理を見抜いとるな👊

というわけで、これから梅雨本番になってきますね☔
ムカムカイライラしがちの季節ですが、みなさんも心はクールにいきましょうね〜🎶

posted by ろーにん at 22:04| Comment(8) | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月10日

かけがえのない人とEarth to Echo

先日借りてきたDVD、残りの2本🎬

かけがえのない人

「きみに読む物語」のニコラス・スパークス原作の映画化。
設定も同じような感じ。
ニコラス・スパークスにはなんで反応しちゃうんでしょうかねぇ。。💧
「きみ読む」の呪縛からはとっくに開放されたと思ったんだけど。。💨

20年前に別れた恋人との再会と再生を描いた物語。

うーん…全然泣けん⤵
泣くために観たわけでもないし、でもそういう作品だとはあらすじを読んでわかっていましたが。

決して彼が悪いわけではないのですが、まず主演のジェームズ・マースデンがX-MENのサイクロプスにしか見えないんですけど。。
悪い奴らなんか、目からビヤーッって光線を出してやっつけちゃうとか。
…うん、これは私が悪い👊
ラストの20分くらいで結末がわかってしまったのも残念か💣
うん、これも私が悪い👊
本当は主演には故ポール・ウォーカーが内定していたみたいですね。

ストーリーの柱は、美しくてひたむきな人の想いの素晴らしさが描かれています💕
いろんなことを経験した人じゃないと、人生の深さをわかってあげられないですからね。
特に男女の仲は理屈ではなく、ありえないこともあり得えますし…良し悪しということにかかわらず。。💨

"もうひとつのエンディング"もあって、こちらのほうがリアリティがあるかも。
盛り上がりにはかけますが、こちらのほうが好きかな🆗


Earth to Echo

「E.T」と「スタンド・バイ・ミー」を合わせたようなストーリー。
あとは「グーニーズ」とか「X-File」とか。
ありふれてる感はありますが、こういうの嫌いじゃありません。

子供の頃って、どんなことでも謎になって冒険ができましたよね。
大人になったら常識で片付けて、勝手に自分なりの結果に結びつけて、はい、終わりって。

この映画でも、稚拙ながら子供は子供らしい正義感と冒険心と恐怖心と闘いながら、みんなとの友情を深めるために勇気を振り絞って行動していきます。
なので、こういう映画は観る側もピュアな気持ちで観ないと✨

ただ、子供が車を運転するのは興醒め⤵
いかんです💢

でも現代の子供らしく、スマホを絡めた展開は面白いかもしれませんね。
そういうのが当たり前になってるわけだからなぁ。

ド昭和の自分たちが、だんだんついて行けなくなるのでしょうか⁉

posted by ろーにん at 23:37| 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月06日

音楽映画2本

DVDを借りてきました🎬
4本レンタルして、今回はそのうちの2本。
いつもながら、あらすじはリンクを参照で💨


God Help the Girl

ポップでキュートでゆる〜いポップスミュージカル🎵
アメリカ映画では味わえない雰囲気が独特でした。
ある種、日本の青春映画を彷彿させるというか。

音楽で救われるってあるんですよね。
迷ってるときや寂しいときやネガティブになってるとき。
素直に背中を押してくれるのが音楽だと思いました。

でもほんとにゆる〜い後味。
独特です😃


Dear ダニー 君へのうた

あらすじでジョン・レノンというキーワードが出ているだけで注目してしまいました⤴
実話を基にしたお話なんですねぇ。

かつての大スターで、富も名声も得た大物シンガーが、若き日にジョン・レノンから受け取っていた手紙を見せられ、音楽に対するひたむきな思いを痛感して、人生の再出発を心に誓います。
一人の男としても父親としても、そして人間としての再起。

いつからだってやり直せる。
なかなか上手くはいかないけど、あきらめずに少しずつでもという気持ちにさせられる作品でした。

共演のアネット・ベニングがいいですね💓
主演のアル・パチーノとの掛け合いの妙も、大人の小気味よさが感じられて。

そして何より、流れてくる曲が当然(!)ジョン・レノン❗
控えめだけど、やっぱり心に響きます💧

ラストシーンがまた最高✨
アル・パチーノが「自分の映画のラストシーンで涙を流したのは初めて」というだけあって、これからはきっと上手くいくって信じられるエンディングでした。

先の「God Help the Girl」は若者向き。
こちらはしっかりと大人の映画ですね。

続く。。

posted by ろーにん at 00:43| 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月02日

ウクレレ

ukulele16062.jpg

突然ですが、ウクレレ買っちゃいました🎸
お安いんですけど💨

ギターやベースやらは物置の奥にしまってあるし、手軽に弾けたらいいなと思っていたので。
音もシンプルで、癒し効果がありそう♨
チェリーサンバーストという色合いもお気に入り🎵

ただ、あまりギターを弾かなくなってから数年。
それにウクレレの小ささやネックの細さ、フレット(指板)の小ささなど、結構な違和感があります。
なかでも一番大きな違和感は、コードが全然違うこと(当たり前ですが)。
逆にギターとか弾いたことのない人のほうが覚えやすいかも。

でもポロポロ触っているとほんとに気持ちいい音色で、ゆるゆると始めていくつもりです。

これなら原付で持ち運んで、野外でも弾けそう
昔テレビでやっていた人造人間キカイダーはサイドカーにギターというスタイルでしたが(知っている人は知っている。。古い)、私は原付にウクレレというスタイルで走ろうかしらん

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ちなみに、ウクレレを弾きたくなった一番の理由は、これ。

ジョージ・ハリソン追悼コンサート「Concert for George」での、ポール・マッカートニーとエリック・クラプトンによる「Something」の演奏。
カッコいい〜⤴

やっぱりビートルズなんだなぁ、自分は😃

posted by ろーにん at 00:01| Comment(12) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする