2019年09月29日
2019年09月28日
ハマってる?
最近色々あってストレス過剰気味だからでしょうか
私はあまり漫画とか読まないんですけど、こないだ観たDVDにハマったようで、「恋は雨上がりのように」の原作本とアニメDVDと映画のサントラCDをレンタルしてきました。
全10巻
作者の眉月じゅんさんは女性作家のようなのですが、なんであんなにおっさんの心の動きがわかるんだろうなぁ。
もう、ど真ん中じゃないですか
おっさんの強さも弱さも真面目さも優柔不断さも、ひっくるめて共感
女子高生の気持ちは私にはさっぱりですが。。
恋愛漫画はまず読んだことなかったですけど、この作品を読んでいると人恋しくなるというか惚れっぽくなってる自分に気付かされます。
主人公の女子高生が相手を好きになった理由が、
「落ち込んでいるときに…元気づけてくれた」
という結構ベタな理由なのですが、なるほど、私は誰かを元気づけたことあったかなぁって思ったりします。
ピュアな気持ちって、汚れちまったおじさんには痛いほどの刃でもありますし。
「好きになったのがあの人で良かった…」なんて言われたら、もう思い残すことはないかも
そしてアニメのDVD。
こちらはアニメなので、原作本がそのまま動いてます(当たり前)。
声と動きがつくと、やっぱり登場人物に命が吹き込まれるようで、感情移入もしやすくなりますね。
漫画やアニメの表現力はより具体的でしかも固定されてしまうので、私は自由に想像できる小説を読むのが基本的なんですけど、いちいち頬を染めたりびくっときたり、そんな微妙な表現は映像のほうがいいんですね。
これを文字だけで書くと、ただくどくなるだけなので。
この作品はしっかり一人の人間の成長と友情ストーリーでもあるのに気づきました。
原作漫画よりシンプルで、映画作品よりも心情の移ろいを繊細に表現してる感じ。
エンディングはこのアニメ版が一番良かったかな。
最近の漫画は言葉に厚みがあって、絵だけではないんですね。
それにしても何度も言いますが、本当に作者さんのおっさん観察度は大したものです
主人公の女子高生がまっすぐで純粋でぐいぐい来て、おっさんはそういうのには怯みます
眩しすぎて、絶対怯みますって
オリジナル・サウンドトラックCDも見っけたのでレンタル。
これはいつもの私だな
貸し出ししている近所に店がなかったので、隣町まで借りに行っちゃいました。
やっぱり音楽は重要。
一曲一曲に、それぞれのシーンと情感を思い起こさせます。
『雨』がテーマの作品だけに、ポツンポツンと優しいピアノの音が印象的。
テーマ曲は最高。
オリジナルの楽曲は…いらなかったかな。
アニメでもBGMは生楽器を使った丁寧な曲が多いので、今度はアニメのサントラを聴きたいな。
続きを読む
2019年09月19日
恋雨・犬バナ・ハーメルン
DVDを借りてきました。
「ハーメルン」
今回レンタルしたかったのは、この作品。
まずロケーションが素晴らしい。
監督さんは七年も、この作品に合うロケーションを探していたようで、それだけにストーリーと風景と役者さんの演技が自然なものになっていました。
静かな映画です。
季節の流れと、人の命の移ろいを優しく感じることができる作品。
いくつになっても人の想いは変わらず、過去の思い出はさらに深く強く感じてくるのかもしれません。
役者さんの衣装もカッコいい。
ロケ地は以前記事に書いた「秋の駅」の場所にちかいのかな。
うちからは相変わらず遠いですけど、またロケ地巡りしたいなぁ。
「話す犬を、放す」
突然、以前飼っていた犬が喋って現れると言い出した母親。
売れない女優の娘が一緒に病院に行くと、レビー小体型痴呆症と診断。
幻視や錯視の症状がでると言われます。
犬を見るのはそのせいだということですが、実は母親には今までずっと語らなかった秘密があったのです。
そんな母娘の物語。
母はなぜ犬を放そうとしたのでしょう。
母親役の田島令子さんが可愛らしい
主人公のつみきみほはんとの掛け合いもとても自然。
つみきみほさん、もうアラフィフなんですねー。
これもやはり人の想いがテーマの作品と言えますね。
母親をちょっと大事にしたくなる映画でした。
これも埼玉県所沢市と川口市が全面協力してロケ地を提供しているようです。
「恋は雨上がりのように」
全然期待してなかったんですけど、思った以上に面白かったです。
原作は漫画なんですね。
17歳の女子高生が45歳のバツイチ子持ち中年男を好きになるといいう、まるでおとぎ話のような世界なんですけど、高校生は高校生の青春、大人たちはちゃんと大人していたところが好感が持てます。
そうですよね、人生には雨宿りも必要。
でも、ただ雨が止むのを待ってるだけじゃつまらない…か。
私はどこで雨宿りできるんだろう。。
リンク先の予告編も面白いですよ
エンディングは原作とは違うようなんですけど、おじさんの立場からすると、これが一番なんじゃないかと。
大泉洋さんの設定は、我ながらドンピシャの共感を持ちました。
いろいろな意味で。
デートが図書館とか…あ、さすがに図書館はないけど、書店で待ち合わせは1、2時間は平気。
オヤジ臭さも結構自信あり。それに加えてコタローのニオイだからなかなかの破壊力ですし
小松菜奈さんは不思議な魅力のある女優さん。
なんだか好きなお顔です
ラストの土手のシーン、あそこはなんとなく知っている場所のような…と思ってたらやっぱり
これや、これや、これのところ♪
という意味でもとても大好きな作品になりました
「ハーメルン」
今回レンタルしたかったのは、この作品。
まずロケーションが素晴らしい。
監督さんは七年も、この作品に合うロケーションを探していたようで、それだけにストーリーと風景と役者さんの演技が自然なものになっていました。
静かな映画です。
季節の流れと、人の命の移ろいを優しく感じることができる作品。
いくつになっても人の想いは変わらず、過去の思い出はさらに深く強く感じてくるのかもしれません。
役者さんの衣装もカッコいい。
ロケ地は以前記事に書いた「秋の駅」の場所にちかいのかな。
うちからは相変わらず遠いですけど、またロケ地巡りしたいなぁ。
「話す犬を、放す」
突然、以前飼っていた犬が喋って現れると言い出した母親。
売れない女優の娘が一緒に病院に行くと、レビー小体型痴呆症と診断。
幻視や錯視の症状がでると言われます。
犬を見るのはそのせいだということですが、実は母親には今までずっと語らなかった秘密があったのです。
そんな母娘の物語。
母はなぜ犬を放そうとしたのでしょう。
母親役の田島令子さんが可愛らしい
主人公のつみきみほはんとの掛け合いもとても自然。
つみきみほさん、もうアラフィフなんですねー。
これもやはり人の想いがテーマの作品と言えますね。
母親をちょっと大事にしたくなる映画でした。
これも埼玉県所沢市と川口市が全面協力してロケ地を提供しているようです。
「恋は雨上がりのように」
全然期待してなかったんですけど、思った以上に面白かったです。
原作は漫画なんですね。
17歳の女子高生が45歳のバツイチ子持ち中年男を好きになるといいう、まるでおとぎ話のような世界なんですけど、高校生は高校生の青春、大人たちはちゃんと大人していたところが好感が持てます。
そうですよね、人生には雨宿りも必要。
でも、ただ雨が止むのを待ってるだけじゃつまらない…か。
私はどこで雨宿りできるんだろう。。
リンク先の予告編も面白いですよ
エンディングは原作とは違うようなんですけど、おじさんの立場からすると、これが一番なんじゃないかと。
大泉洋さんの設定は、我ながらドンピシャの共感を持ちました。
いろいろな意味で。
デートが図書館とか…あ、さすがに図書館はないけど、書店で待ち合わせは1、2時間は平気。
オヤジ臭さも結構自信あり。それに加えてコタローのニオイだからなかなかの破壊力ですし
小松菜奈さんは不思議な魅力のある女優さん。
なんだか好きなお顔です
ラストの土手のシーン、あそこはなんとなく知っている場所のような…と思ってたらやっぱり
これや、これや、これのところ♪
という意味でもとても大好きな作品になりました
2019年09月13日
月みる月
今夜は中秋の名月🌕
『月月に 月見る月は多けれど 月見る月は この月の月』 詠み人知らず
というまさにこの時期の和歌がありますが、なかなか粋ですな。
写真は先程犬の散歩に行ったときに撮った月。
朧です。。
月見というと、無粋な私はマクドの満月バーガーと月見パイ、ロッテリアの満月月見肉厚バーガーを思い出して食べてきましたが、昨日は近所のスーパーでこの月見ドッグを買ってみました
焼きそばパンに目玉焼きを挟んだパン。
目玉焼きが乗っているだけでテンションが上がる
焼きそばと目玉焼きといえば横手やきそばを思い出しますね。
このパンもなかなか美味しかったです。
目玉焼きの黄身が半熟トロトロ
焼きそばも甘すぎず辛すぎず。
また買いたいけど、これは期間限定なのかな。
満月の夜といえば狼男が狼に変身して人を襲うというお話がありますが、うちのコタローは全然関係なし
このように常にリラックスしていますが、先日の台風と連夜の雷でビビりまくり
なので昨日今日と安定した天気だと、こんなにだらだら犬になります
この写真は、「明日、大好きなヤクルトのおねいさんが来るよ」って言ったときのコタロー。
ダラダラしていたのに一瞬で反応
「来てるの!?」みたいな感じでしゃきっとしましたが、誰も来ていないとわかると再びダラダラ犬に戻りました。
そんなに好きなんかいって、ぼ、ぼかぁ好きだなぁ
2019年09月10日
Getting Better
昨夜の台風15号はすごかったです。
ニュースでご覧になられた方も多いでしょう。
私の家は停電もせず、せいぜい雨漏り程度で良かったのですが、家が壊れ、またいまだに電気や水道に不便をしている方々も多いようで、更に真夏並みの暑さで熱中症の危険と合わさって本当に辛い状況の方もいらっしゃいます。
心からお見舞い申し上げます。
自然って追い打ちをかけるんですよ。。
今から4年前の今日、関東東北豪雨で鬼怒川が決壊して、茨城県常総市を中心に大きな被害がでました。
友人の家の辺りにまで水が来ているかもしれないと不安だったことを覚えています(幸い、友人はご家族ともども無事でした)。
でも少しずつ復旧している町も出てきているので、きっと良くなっていくことでしょう。
こんな災害も、何年かして「あのときは大変だったね」と言えるようになってほしいです。
良くなっている…といえば、私はBeatlesの「Getting Better」という曲を思い出します
これはラブソングでもありますが、人を励ます曲でもあるんです。
特徴的なイントロのギターとシンプルでポップなメロディ。
転調したときの微妙な心持ちから再び明るいサビと、いいことも悪いことも「きっと良くなっていくんだ」っていう感じにさせてくれます。
この特徴的なギターのイントロは、日本のバンド・チューリップの「セプテンバー」でも聴けます。
これは純粋なラブソングですけど、歌詞をあらためて聴いてみていいなぁと思いました。
『ひとりぼっちがとても長すぎて 〜♪』
ありゃ、身につまされるわい
あ、そういえば前述の友人、確か今日誕生日だったような
この友人へ、私の安否を伝える手段のひとつが、このブログを始めるきっかけでもありましたっけ。
あいつ、元気かなぁ。
続きを読む
ニュースでご覧になられた方も多いでしょう。
私の家は停電もせず、せいぜい雨漏り程度で良かったのですが、家が壊れ、またいまだに電気や水道に不便をしている方々も多いようで、更に真夏並みの暑さで熱中症の危険と合わさって本当に辛い状況の方もいらっしゃいます。
心からお見舞い申し上げます。
自然って追い打ちをかけるんですよ。。
今から4年前の今日、関東東北豪雨で鬼怒川が決壊して、茨城県常総市を中心に大きな被害がでました。
友人の家の辺りにまで水が来ているかもしれないと不安だったことを覚えています(幸い、友人はご家族ともども無事でした)。
でも少しずつ復旧している町も出てきているので、きっと良くなっていくことでしょう。
こんな災害も、何年かして「あのときは大変だったね」と言えるようになってほしいです。
良くなっている…といえば、私はBeatlesの「Getting Better」という曲を思い出します
これはラブソングでもありますが、人を励ます曲でもあるんです。
特徴的なイントロのギターとシンプルでポップなメロディ。
転調したときの微妙な心持ちから再び明るいサビと、いいことも悪いことも「きっと良くなっていくんだ」っていう感じにさせてくれます。
この特徴的なギターのイントロは、日本のバンド・チューリップの「セプテンバー」でも聴けます。
これは純粋なラブソングですけど、歌詞をあらためて聴いてみていいなぁと思いました。
『ひとりぼっちがとても長すぎて 〜♪』
ありゃ、身につまされるわい
あ、そういえば前述の友人、確か今日誕生日だったような
この友人へ、私の安否を伝える手段のひとつが、このブログを始めるきっかけでもありましたっけ。
あいつ、元気かなぁ。
続きを読む
2019年09月09日
焼津かつおラーメンを食った
私の生まれ故郷、静岡県焼津市のカツオを使って作ったニュータッチ「静岡焼津かつおラーメン」を食べてみました。
蓋の裏には開発者の心意気が。
焼津はカツオとマグロの町ですからね。
刺身の盛り合わせというメニューではマグロしかなかったり(盛り合わせって普通いろいろな魚がありますよねぇ)、以前は駅に降りると魚市場や鰹節の香りが漂ってきたものです。
食べてみると、やはりトッピングの鰹節が効いています。
それだけでカツオ感たっぷり。
というか、鰹節を乗せる前に、先にちょっと食べてみるべきだったかも
麺は細麺でざくっと食べられます。
カツオオイルってどんな感じだったんだろう。
また見つけたら買ってみます。
2019年09月08日
金魚姫を読んだ
荻原浩著「金魚姫」を読み終わりました。
人魚姫をもじったタイトルに思われて、これはほのぼのとしたゆるーい作品かと思ったので。
しかも各レビューの評判も上々。
これは読まねば!
…あれ、ほのぼのとしたゆるーい…??
これは私の想像で、レビューにも優しくて温か…みたいなことが書かれていますが。
結構凄惨だと思うんですけど。
笑って泣けてというのも、そうでもない。
私の感覚が悪いのでしょうか?
まず、長い!
というか、ストーリーの進行が遅い…というか、そこいる!?って感じも多く。
金魚姫もそんなに可愛くないし、主人公は優しいんですけどね。
優しくて健気。
…だめだわ、自分。
酷評というわけでもないんですが、私には合わなかったです。
ラストも、ちょっと違う展開もあったんじゃないかと、自分なりに思ったり。
ただ、これを読み始めたタイミングで、個人的にいろいろ大変な状況だったからというのもあるかもしれません。
もっと心に余裕があったら、また違った印象だったかも。
ということで、次は以前も少しかじったシリーズを読み直してみたいと思ってます。
なーんも難しいことがない娯楽作品♪
2019年09月04日
2019年09月01日
茨城県天心記念五浦美術館の入江明日香展を観てきた
茨城県北茨城市の茨城県天心記念五浦美術館で開催されていた「入江明日香展」を観に行ってきました。
美術館はとてもきれいで落ち着いた高台にあります
敷地全体に美術館の雰囲気を醸し出している感じ。
(写真は右クリック等で大きく見られます)
入江明日香さんは1980年生まれとお若い芸術家ですが、その発想力と実力は確かなもの
銅版画を基本に油絵や鉛筆画を切り貼りして作られたミクスメディアという手法で作品を作っています。
元々は油彩を専攻していたようですが、芸大には銅版画で合格してこの道を歩み始めたとか。
一見、イラスト風の作品と思いきや、銅版画の細かく繊細な線とグラデーションを生かした下地に、大胆に彩色された小品を散りばめてミックスさせた作品は、不思議で想像力を大きく掻き立てられるものばかり。
残念ながらここでの展覧会は終了してしまいましたが、身近なものでは文庫本の装丁にも採用されているようです。
今後さらに注目ですね
すごい人がいるんだなぁ。←圧倒されてボキャブラリーが貧弱
美術館もそうですが、五浦(いづら)という土地は日本美術に多大な貢献をした岡倉天心が活動拠点とした場所。
特に天心の居宅に建てた観瀾亭(かんらんてい)・通称六角堂は、風光明媚な五浦海岸の景色と一体化した趣のある佇まいです。
2011年3月11日に起きた東日本大震災の津波に襲われて甚大な被害を受け、翌年再建されました。
中は床張りの質素な造り。
ここで台風とか来たら怖いだろうなぁ。。
今回の入江明日香展ではSNSに投稿すると、次回以降の令和元年度内(令和2年3月31日まで)の展覧会の招待券をいただけるというので、早速投稿。
また茨城県天心記念五浦美術館に行こうと思っています。
台風ではありませんが帰り道ではゲリラ豪雨に遭いました
季節の変わり目に近づいていますね。
早く秋が来ないかなぁ