2019年10月20日

コートールド美術館展に行ってきた

courtauld19101.jpg

一昨日、東京都美術館で開催されている「コートールド美術館展 魅惑の印象派」に行ってきました。

コートールドはイギリスの実業家。
繊維のレーヨンの製造と国際取引で財を成した人で、成功した後は慈善事業や美術品の収集公開に尽力した方です。
彼が集めた印象派の美術作品を集めた展覧会。

courtauld19102.jpg

美術展には行くけど疎い私ですが、ここに並べられた画家の名前はほとんど知っています。

マネ、モネ、ゴッホ、ゴーギャン、ロートレック etc...

作品数はそれほど多くはありませんが、どれもまさしく印象的な作品ばかり

会場に入って間もなくゴッホの「花咲く桃の木々」を見たときは、圧巻の存在感

ルノアールのタッチ感は独特で、モネの水の描き方は有名な「睡蓮」を思い起こせます。
ゴーギャンの謎めいた作品や、今回の展覧会のイメージ的な作品・マネの「フォリー・ベルジェールのバー」などはX線で解析された説明も展示されていました。

これだけ多くの画家の作品が一同に集まると、それぞれの個性や、逆に影響を受けた筆致がよくわかりますね。
そういう特徴が、やはり唯一無二の個性になっているのだと感心しました。

来月はもしかしたらゴッホ展にも行けるかも。

芸術の秋だなぁ。

tokyotomusium1910.jpg

なお、本展覧会では金曜日は20時まで開催されているので(入場は閉館30分前まで)、金曜日の夕方以降に行かれるほうがゆっくり鑑賞できるようです

posted by ろーにん at 19:34| Comment(8) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月11日

はずさなかった男

edogawa flower line19101.jpg

台風19号、心配ですね
もう今年は台風いりません

先々日の記事ではタイミングを逸した江戸川フラワーラインのコスモスですが、昨日時間があったので速攻でまた行ってきました。
台風が来るから、今年はこれが最後のチャンスかなと。

行ってみたら、やっぱり前回より咲いていて、今回はまさにタイミングばっちり
咲き誇る数ではありませんでしたが、明らかにたくさん咲いていましたよ

kotaroh flower line1910.jpg

コタロー、リベンジ成功

まぁ、毎度花より団子というか、コスモスも全然興味ないわけで、他の犬のニオイを嗅ぐのに必死でしたけどね


うーん、台風は本当に心配です。
我が家も雨漏りが。。

みなさまもどうかお気をつけて。
少しでも被害が大きくなりませんように。


posted by ろーにん at 22:43| ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月10日

用心深い男

kotaroh hanabimae1910.jpg

嵐の前に静けさというわけではありませんが、台風19号が近づいているというのに昨日今日とそこそこ良い天気

コタローも庭に出てごきげんな感じです

暑くもなく寒くもなく、まさに秋らしい風も気持ちいい

ところが何故かどこからか打ち上げ花火のような音がして、用心深いコタローはこの表情。

kotaroh hanabigo1910.jpg

「あれ、今なんか鳴ったよね」

このあとすぐに家の中に入って、隅っこで丸くなっていました

たぶん、あれは近所で干していた布団を叩いていた音のような気がするんですけど


それにしても、台風、もういらん

被害が最小限でありますように。。


posted by ろーにん at 22:21| ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月07日

はずした男

edogawa cosmos1910.jpg

先日、千葉県松戸市の江戸川松戸フラワーラインにコタローを連れていきました

毎年春はポピー、秋はコスモスが植えられていて、とても気持ちのいい場所です
今年の春にもポピーを見に行きました。

ところが今回は完全にど忘れしていて、行ったときはほとんど咲き終わっていました。。
その前日にそこそこ強い雨風だったので、よけいにダメージを受けてた感じで、もろにはずしてしまった印象

kotaroh edogawa cosmos1910.jpg

まぁ、コタローは広くて走り回れれば満足なんですけどね

※Twitterを見たら、コスモスはまだ四分咲きということで、今後咲くようです。
 なんか早いなぁとは思っていました。
 でも咲いてると思って行ったら咲いてなかったので、やっぱり外したんですが。。


posted by ろーにん at 00:00| Comment(2) | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月06日

「相田みつを 一生勉強、一生青春」展へ行ってきた

aidammitsuwo19101.jpg

東京有楽町の東京国際フォーラムにある相田みつを美術館で開催されていた生誕95周年記念特別企画展「一生勉強 一生青春」に行ってきました。

正直言って、私は相田さんの作品といえば「人間だもの」や「しあわせはいつも じぶんのこころがきめる」等の言葉しか知らない程度の知識。
書家なのか詩人なのか、それとも思想家なのか、どうも曖昧な印象しか持っていなかったのですが、今回の展覧会に行っていろんな面で道を極めた芸術家なのだと認識を新たにした次第です。
独特の書体も印象的ですが、基礎がしっかりしたちゃんとした(?)書の作品もあるんです(当たり前か)。

相田みつをの書の原点は短歌だったそうで、そこからもっと自由な発想や形式を発展させて詩を書き、やがて書家として筆一本で生きていく覚悟を決めたということなんですね。

覚悟…言葉にすれば簡単ですが、まさに命を削るような激しい情熱だったようです。
年代的にも戦争を経験し、家族を戦争で失う悲しみの記憶が根底にあったようで、それだけに一つの言葉の力を生への讃歌として書き続けてこられたのでしょう。

今回なぜかとても心に残った言葉。
『ぼろは初めに見せておけ そうすればいつでも天下泰平だ』
なるほど。
最初にありのままの自分を見せておけば、なにも隠し事や嘘をつかなくてもいいですからねぇ

『一生勉強 一生青春』
もそのとおりだと思います。
年齢なんか関係なく、その時の自分が打ち込めれば、それが尊いことなんです。
涙が出そうな言葉も多く、そんなときはこの言葉を思い出します。

『これは涙じゃない。汗だ。涙は心の汗だ
…あ、これは「われら青春!」か

aidammitsuwo19102.jpg
posted by ろーにん at 21:44| | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする