2022年05月30日
「黄色い風土」を読んだ
松本清張作「黄色い風土」を読み終わりました。
約750ページの長編社会派推理小説。
いつもながら、清張さんの主人公は地道な調査を積み重ねて事件の真相に迫ります。
これは「西郷札」や「点と線」「砂の器」等からずっと受け継がれている執念ともいえる情熱。
しかも事件を追うごとに強大な敵の影が見え隠れして、サスペンス小説としても成り立っています。
まるでヒッチコック作品を観ているよう。
ちょっと主人公の都合のいい推理が成り立っていく感もあったり、何度も同じ事を繰り返していく段もありますが、それは長編であるが故に物語を精査するのにも役立っているかも。
また次から次へ事件が続いていくので飽きさせません。
犯人は途中で何となくわかりましたけど、その残虐な犯人の悲惨な最後は溜飲を下げるにあまりある恐怖かも。
私がまだ生まれる前の作品なので時代背景は結構古いんですけど、ケータイとかインターネットとかがない昔のほうが、時の流れも人の感情も情緒があっていいですよね。
2022年05月28日
「大英博物館 北斎 - 国内の肉筆画の名品とともに」展に行ってきた
東京ミッドタワンにあるサントリー美術館で開催中の「大英博物館 北斎展」に行ってきました。
ミッドタウンは…というか前回来たのも、確かサントリー美術館に行ったときだと思います。
おしゃれだなぁ。下町とは異世界だ(笑)
入場時には検温と手の消毒のため行列ができていたので、一瞬たじろぐ。。←並ぶの嫌い。
今回はやめようかしらんとしばらく逡巡するも(←並ぶの嫌い)、せっかく来たのだからと頑張って並びました^^;
結局5〜10分ほどで無事入場。
館内は基本撮影禁止ですが、OKの作品もあるので撮ってきました。
「為朝図」と名付けられた作品。
なんだか一人に寄ってたかって襲いかかって来ているようでちょっと怖い作品かと思いきや、これは源為朝が上陸した島の住民たちと力比べをして自らの強さを誇示している様子なのだとか。
全体的に赤っぽくて濃い色彩に金をあしらった印象的な作品です。
そしてご存知「富嶽三十六景神奈川沖浪裏」。
荒波に浮かぶ船と飛沫の躍動感、遠くに微動だにしない富士の構図が素晴らしい。
何度観ても感動的です。
もちろん他の三十六景も展示されていますよ。
とにかく北斎の発想力と構図は、他の天才をも超えて別格の感があります。
ダイナミックな描写の中にも繊細で丁寧な筆使いが見られて、一瞬の時間のきらめきを捉える能力はほとんど超能力だと思います。←語彙がない。。
錦絵(版画)だけでなく山水画など肉筆画も展示されていて、特に下絵だけでも見事に一つの作品!!
有名な作品のほとんどが60代をすぎてからのもの。
齢90で亡くなるまで、ずっと絵を書き続けていた人なんですね。
最後の画号は「画狂老人卍(がきょうろうじんまんじ)」。
娘で弟子のお栄さんの画号は応為(おうい)。
一説には、呼ばれるときはいつも「おーい」って呼ばれるかららしく、洒落っ気も感じさせます(笑)
いや、ほんとにすごい人物だー。
帰りはミッドタウン内にあるFujiFilmSquareで開かれていた「エリオット・アーウィット作品展」も観覧。
ワンコが可愛いのでつい寄ってしまったわけですが、やはり構図と一瞬を捉えた作品は印象的ですね。
作品数は少ないですが、美しいモノクロの世界を楽しめます。
ちなみに、こちらは無料です。
2022年05月22日
袖ケ浦海浜公園に行った2205
千葉県袖ケ浦市にある袖ケ浦海浜公園に行ってきました。
スーパーカブC125の点検のときに行こうと思ってたんですけど、いつも時間的に微妙になっていたので、今回はここをメインに出発!
公園に続く通りは千葉フォルニアと言われて、なかなかバエる道。
名前は微妙ですが、ほんとにきれいな風景です。
ちなみに通りに駐車して写真を撮るのはNGなので、いったん公園の駐車場に停めてから来ましょうね。
広大な芝生もあるので、テントとか持ち込んで一日ゆっくりできそう。
ワンコもOKのようなので、連れてきてもいいかも。
コタローはここまで来るまで来れないかなぁ。
ホームページで公園のシンボルとされている展望塔。
25メートルの高さがあります。
階段です。。
登ってみました。
すぐ後ろから近所の
息も絶え絶え。。
下の人たちを見下ろしながら、「見ろ! 人間がゴミのようだ」とかラピュタのセリフを叫んだり、うるさいったら(笑)
でも展望はさすがに気持ちいい!
スカイツリーも見えますし、東京タワーもちらっと見えました。
おニューのデジカメのおかげですけど。
海はやっぱりいいなぁ。
結構暑かったけど、いい気分転換になりました。
でも明日か明後日には筋肉痛が出そう。
ケツ…いやお尻も痛いな^^;
今日の一曲
『Songbird』Fleetwood Mac
2022年05月13日
2022年05月08日
稲毛海浜公園へ2205
今日は愛車スーパーカブC125の「あかいあおいさん(赤いシートの青いバイクなので)」の12ヶ月点検で、千葉県袖ヶ浦市へ行って来ました。
昨年事故の遭ったにも関わらず、修理したから当たり前としても、あおいさんは何の問題もありませんでした♪
ついでにオイルも交換して絶好調!
帰りに、久しぶりに稲毛海浜公園に寄ってきました。
GW最後の日ともあって、近場で過ごそうというご家族連れで結構な賑わい。
私がここに来るときはいつも空いているときなので、ちょっと意外な印象。
そういえば前回来たときに設置中だった浜のテラス(?)が完成していました。
椅子やベンチやテーブルもあって、まったり過ごせそうな空間に。
ラブラブなかぽーならずーっといられるかも。。
先日、中古のデジカメを買ったので、テスト撮影も兼ねていろいろ撮ってみました。
あ、もちろん一番最初はコタローでしたが^^;
ズームが半端ないので、左の写真の中程に写っている(見えないかな)スカイツリーも、同じ位置からの撮影でここまで写ります!
すごっ。
あいにくの曇り空ということで、久しぶりに来た稲毛の浜もちょっと興ざめな感もありましたが、他に撮りたい場所も見つかったので、今度こちらの方に来て天気が良ければまたきれいな写真を撮りたいと思っています。
2022年05月05日
まんぷくの自販機うどん
いままでずっと行ってみたかった、埼玉県久喜市にある「オートパーラーまんぷく」に行ってきました。
最短の駅では東武線南栗橋駅。
駅周辺の駐車場、24時間250円とかあって、びっくり@@
安〜い♪
こちらが外観。
国道125号に面しているのでわかりやすい。
自販機の食事の他にレトロなゲームセンター、コインランドリーにコインシャワーまで設置しています。
昭和感満載。
噂によるとかつてアド街にも登場したとか。
自販機メニューはこの他飲み物やカップヌードル等の麺類多種(お湯があるのかは未確認...)。
肝心の自販機うどんですが、200円なだけあってちょっと少量。。
味はあっさり関西風。
天ぷらはちゃんと揚げてあるので美味しかったですが。
もうひとつの自販機の台湾飯には心惹かれましたが、残念ながらこのときは販売されていませでした。
ハンバーガーセットも興味あるなぁ。
話は変わりますが、ここに来る途中、火災現場に遭遇してしまいました。
ちょうど進む方向で、結構遠くからもくもくと黒煙が吹き上げられていたので、消火作業等で通行できないかと思いましたが、間近まで行ってみるとまだ消防車が来ていない!
野次馬はいましたが、東京下町ほどではない^^;
下町だったらあっという間に黒山の人だかり。不謹慎ですが、こういうの好きだからなぁ。
火災現場からほんの10〜20メートルほどの道を通ったんですが、バイクだからすごい暑さ!
前がちょっと渋滞してたから、ちょっと怖かったです。
そのうちに消防車が来たので、すぐに消火されたことでしょう。
現場は自転車やバイクを廃棄するための置き場所みたいなところでした。
死傷者はいなかったと思いますが、火事も怖いですね。
おしまい。