畠山健二著「新 本所おけら長屋 1」を読み終わりました。
待ちに待った新シリーズ!
とはいえ登場人物はほとんど変わっていないので、読みにくさはありません。
出版社がPHPから祥伝社になりました。
今回も泣いて笑って笑って泣いて。
前シリーズから3年経った設定からか、なんだかみんながちょった大人になったような感覚。
いや、みんな大人なんですけど。
ある意味、準備運動ができていないというか。
それは読み手も書き手もなのかも知れません。
最初の「まんてん」は詰め込みすぎた感があってちょっと長めでらしくない印象を持ちました。
私だけかな。
でもその後の二篇「みかえり」と「にたもの」はいつものおけら長屋らしい人情溢れる物語でした。
「握った手は離してはいかんのだよ」
うん、響くなぁこの言葉。
離してばっかだったからなぁ、私の場合😭←いや、離されたんだよ。。